2013年8月13日火曜日

「少年H」と「杉原千畝」 "A boy called H" and "Chiune Sugihara"

映画「少年H」 を観てきた




両親がクリスチャンで

特に母が熱心



宣教師の影響を 強く受けていて

夕飯も ナイフとフォークの日がある

(私の場合、後に役に立った)



日本人でありながら

家の中ではクリスチャンの文化があり

二重国籍児のような 違和感を覚えながら

成長して行く

(私はその後クリスチャンに 少年Hは…)



少年Hの気持ちは痛いほどよく分かる

興味をそそられ

今さらながら 小説も読んだ



その中に ユダヤ人が登場する

ポーランドから シベリア鉄道で大陸を横断し

ウラジオストクから 敦賀 神戸とたどり着いた53人



少年Hのお父さんは 洋服屋

しかも神戸で仕事をしているので

ユダヤ人を含む 外国人のお得意様も多い

その縁で 彼ら(ユダヤ人難民)の服の修繕をすることに



そのシーンが どうも気になった

すると 一日明けた 今日

妻と娘が 杉原千畝記念館に行くという



娘が 夏休みの博士勉強(自由研究)で

「アンネの日記」をテーマにしていて

その一環で 行くことに



私も 一緒に行った

とてもよかった




あの 小説に登場した53人と

6000人に「命のビザ」を発給した

杉原千畝の生涯が 一つの線で結ばれた!!



実際 その53人が

杉原千畝の世話になったかどうかは分からないが

時代的にも 出来事的にもぴったり重なる



記念館には書かれていなかったが

杉原千畝はクリスチャン →参照




彼の言葉にこうある

「外務省から罷免されるのは避けられないと予期していましたが、

自分の人道的感情と人間への愛から、

1940年8月31日に列車がカウナスを出発するまでビザを書き続けました」

もちろん その背後に

彼の信仰があったことは 言うまでもないだろう




改めて 戦争について

この国で クリスチャンとして生きるということについて

色々なことを 考えせさせられた



娘よ

素敵なテーマを選んでくれて

ありがとう

パパも 恵まれました

良い研究に 仕上がりよう

祈っています



~~~ 聖書の言葉 ~~~


『まことに、あなたがたに告げます。
あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、
しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、
わたしにしたのです。』

マタイ25章40節(聖書)